UICSの聖書教育

本校では、聖書を土台とした人格教育を行っています。知的能力の向上に努めながら、さらに重視しているのは、心の教育です。

美しいものを美しいと感じる心。弱いものに寄り添える心。すべてのことに感謝する心。非を認めて謝ることのできる心。私たちはそんな心をはぐくむ学校でありたいと願っています。

そしてそれは、聖書を通して神様の愛にふれ、本来の自分と自分自身の価値に気づくことで、すべての子どもたちが得られる経験であると考えています。

教育目標

本校の教育目標は「従順、勤勉、奉仕」です。

教育目標①:従順 

「人はみな、上に立つ権威に従うべきです」(ローマ13:1)

これは右へならえの指導でも、教師の命令に従順させる指導でもありません。本校は生徒とともに、礼節と他者への敬意に溢れる学校作りを目指しています。

教育目標②:勤勉

「勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい」(ローマ12:11)

本校では生徒たちの個性、長所と向き合う教育を目指しています。好きなことにたゆまず向かう学生と、それを支える教員と保護者。このような理想の関係性がこの目標には込められています。

教育目標③:奉仕

「喜びをもって主に仕えよ」(詩篇100:2)

本校ではボランティア活動をカリキュラムに取り入れています。ボランティアを通して、他人への愛の示し方を学ぶことができるからです。人を愛することは私たちをお造りになった神様への愛を示すことでもあります。

日々の礼拝

UICSでは毎日、礼拝の時間があります。堅苦しいものではなく、担当の牧師やスタッフが生徒たちと共に聖書を読み、その内容をわかりやすく説明していきます。

聖書の授業

礼拝で取り扱った聖書の内容を振り返りつつ掘り下げる「聖書の授業」が各学年で行われます。聖書に関する知識や歴史背景を学びながら、聖書の内容を自身の生活や価値観にどう生かせるか、自分ごととして考える時間です。

聖書的な親子関係の確立

本校は教育を「共育」とも言い換えて、親子それぞれの成長と、学校と家庭の連携を重視しています。それは、人間関係の基盤は「親子関係」である、との考えに由来しています。聖書は子どもが親を敬い、親が子どもを愛する関係をあるべきものとして強調しています(エペソ6:1〜3)。